本日の気になる記事「貿易戦争 米企業に打撃」
こんにちは、UniJOVO管理人の池田です。
本日はアメリカの輸入に対する追加関税発動、いわゆる「貿易戦争」の途中経過です。
3週間前にはアメリカは中国に対して3.8兆円分の製品を対象に追加関税を発動、
それに対して中国も報復関税を発動という記事をお伝えしまして、
「世界経済にどういう影響を及ぼすのか?」に注目しましょうということでした。
その1週間後にはその額を20兆円にも引き上げる・・ということもありまして、
貿易戦争は規模を増しています。
それで本日の記事ですがタイトルは、「貿易戦争 米企業に打撃」というものでした。
なんと貿易戦争をしかけたアメリカ側が傷ついている状況です。
具体的には、
・ゼネラルモーターズ
原材料費が3億ドル(約315億円)上昇し、
2018年4~6月の利益は11億4200万ドル(約1200億円)と前年からほぼ半減。
・ゼネラルエレクトリック
中国からの輸入コストを4億ドル(約420億円)の負担増を見込んでいる。
・コカ・コーラが缶の鉄鋼価格上昇で、卸売価格を引き上げ。
という影響が出ています。
これは「肉を切らせて、骨を断つ」という、痛みを伴う改革ということでしょうかね。
一方、アメリカとEUとの貿易戦争では緩和の動きがありました。
自動車以外の工業部品で関税撤廃を目指す貿易交渉の開始にお互いが合意し、
「休戦」したということです。
トランプ大統領のツイッターから、
アメリカにとっては中国に代わる大豆の販売先としてEUと譲歩交渉を行うような印象ですね。
では、なぜトランプ大統領は譲歩する交渉に乗り出したのでしょうか?
それは米国内の政治的な要因もあるようです。
米ゼネラルモーターズからは「米国事業の縮小につながる」と自動車関税に反対する意向も出ており、
そういう批判も無視できないということのようです。
これらの動きを見ているとトランプ大統領の考えは、
全方位的な攻撃で相手を揺さぶり、個別に譲歩案を引き出していくやり方のようですね。
力をもっているアメリカだからこそ有効な手段だと思います。
本日の主要な指標数字は、
・円ドル為替相場110円69銭、
・円ユーロ為替相場129円81銭、
・日経平均株価2万2586円
という状況です。
7月7日から、為替は全く変わらず、日経平均株価だけが1,000円アップです。
本日はアメリカの輸入に対する追加関税発動、いわゆる「貿易戦争」の途中経過です。
3週間前にはアメリカは中国に対して3.8兆円分の製品を対象に追加関税を発動、
それに対して中国も報復関税を発動という記事をお伝えしまして、
「世界経済にどういう影響を及ぼすのか?」に注目しましょうということでした。
その1週間後にはその額を20兆円にも引き上げる・・ということもありまして、
貿易戦争は規模を増しています。
それで本日の記事ですがタイトルは、「貿易戦争 米企業に打撃」というものでした。
なんと貿易戦争をしかけたアメリカ側が傷ついている状況です。
具体的には、
・ゼネラルモーターズ
原材料費が3億ドル(約315億円)上昇し、
2018年4~6月の利益は11億4200万ドル(約1200億円)と前年からほぼ半減。
・ゼネラルエレクトリック
中国からの輸入コストを4億ドル(約420億円)の負担増を見込んでいる。
・コカ・コーラが缶の鉄鋼価格上昇で、卸売価格を引き上げ。
という影響が出ています。
これは「肉を切らせて、骨を断つ」という、痛みを伴う改革ということでしょうかね。
一方、アメリカとEUとの貿易戦争では緩和の動きがありました。
自動車以外の工業部品で関税撤廃を目指す貿易交渉の開始にお互いが合意し、
「休戦」したということです。
トランプ大統領のツイッターから、
アメリカにとっては中国に代わる大豆の販売先としてEUと譲歩交渉を行うような印象ですね。
では、なぜトランプ大統領は譲歩する交渉に乗り出したのでしょうか?
それは米国内の政治的な要因もあるようです。
米ゼネラルモーターズからは「米国事業の縮小につながる」と自動車関税に反対する意向も出ており、
そういう批判も無視できないということのようです。
これらの動きを見ているとトランプ大統領の考えは、
全方位的な攻撃で相手を揺さぶり、個別に譲歩案を引き出していくやり方のようですね。
力をもっているアメリカだからこそ有効な手段だと思います。
本日の主要な指標数字は、
・円ドル為替相場110円69銭、
・円ユーロ為替相場129円81銭、
・日経平均株価2万2586円
という状況です。
7月7日から、為替は全く変わらず、日経平均株価だけが1,000円アップです。