本日の気になる記事「米中貿易戦争 身構える世界」

こんにちは、UniJOVO管理人の池田です。
年初から円高ドル安が進行していることは皆さんお気付きでしょうか?

2017年末はアメリカで、
・法人税の大型減税が可決
・利上げ回数の増加見込み
・ダウ平均株価の上昇
・賃金の上昇
・失業率が低水準で推移
とアメリカ経済が上り調子になりそうな経済ニュースが多かったのに、
なぜかドル安です。
もう意味が分かりません・・
アメリカが動くと、米経済に良いことであっても、安全資産の円が買われるようですね。

そして本日紹介する記事は、アメリカのみならず、世界経済を冷やしそうな内容です。
「米中貿易戦争」
と名付けられています。

簡単に言うと、
中国からの輸入品にアメリカが高関税をかけて輸入を制限するということで、
そうすると中国も報復措置を発動しますから、
まさに泥沼、まさに戦争ということです。

中国が報復措置としてアメリカの弱みに付け込めるのは、まずは大豆だそうです。
アメリカ産の大豆の6割を中国が輸入しているので、輸入が制限されれば、
大豆価格は4割値下がりするそうです。

では、トランプ大統領はなぜ中国に対して報復リスクを冒してまで高関税をかけたのでしょうか?
トランプ大統領はこう発言しています。
「対中貿易赤字は巨額で制御不能。こんなことは終わりだ。そのために私は大統領に選ばれた」

アメリカの貿易赤字はかなり以前から問題とされてきましたが、
ただ、消費大国である中国に対しては穏便に済ませたいというのが、
普通のトップの考え方だと思います。

トランプ大統領はそのタブーに切り込んでいったわけですから、
結末が予測できない面白さがありますね。
この措置がリーマンショック級の世界同時不況をもたらすかもしれないし、
アメリカ経済が爆発的に伸びて、米国を中心に好景気をもたらすかもしれません。

とりあえず昨年末に買った私のドル資産は順調に安くなっております・・

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