本日の気になる記事「米減税 景気の起爆剤 企業に恩恵6500億ドル」

こんにちは、UniJOVO管理人の池田です。
2017年最後の経済記事の紹介は、
アメリカの法人税減税の記事です。

学生さんからしてみれば
「アメリカの減税なんて自分には関係ない」と思う方もおられると思いますが、
そんなことはありません。
日本の経済にも大きなメリットをもたらしそうですし、
何より就活時の時事情報として押さえておくべきトピックになりそうです。

では、アメリカではどのくらいの減税をするのでしょうか?
この年末に可決された減税法案は、

『法人税率を35%⇒21%に引き下げる』ということです。

日本の法人税率が約40%ですから日本の約半分ということになります。
トランプ政権らしい大胆な政策ですね。

そして日本にとってのメリットは第一に、
日本企業の米現地法人の納税金が減り、
4000億円の利益押上げになりそうということです。
昨今の資本投下先は中国をはじめとした東南アジアが主でしたが、
この減税により今後はアメリカになるかもしれませんよ。

また個人的に興味がある点としては為替です
円高になるのか?円安になるのか?
2005年ブッシュ政権時の減税では1年で15円の円安ドル高になったそうです。
経済的に価値のある通貨が高くなるという自然な流れですね。
現状の円ドルレートは、
この法案可決見通しが報じられた12月17日時点では1ドル112円15銭でした。
本日28日は113円20銭ですので、今のところ1円のドル高です。
今のうちにドルを買っておけば年明けに為替差益を得られるかもしれませんね!

日本経済への影響としては、
円安になれば輸出企業や日本への旅行客増加でインバウンド産業が潤い、
メリットも大きくなるでしょう。
そういうことで2018年は経済が大きく動きそうな予感がします!

ということで2018年もよろしくお願い致します。

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