本日の気になる記事「地銀 移動店舗車が快走」

こんにちは、UniJOVO管理人の池田です。
本日の記事は、銀行への就職を希望されている方にぜひ知って頂きたい内容です。

銀行とは、支店や出張所をかまえてお客様に来店して頂く運営形態です。
なにしろ現金が絡むわけですから、安全を考えたら支店に来て頂くのがベストです。

ところが本日ご紹介する記事は
「地銀 移動店舗車快走」ということで、
お客様のもとに銀行が出向くサービスが好調というものでした。

どんなサービスをするのでしょうか?

自動車にATMや相談コーナーを設置し、
スーパーなどの駐車場でサービスを提供するということです。

効果はどうかというと、
・静岡銀行では2016年に取り入れて2017年には来店客数が2割増加
・広島のもみじ銀行では1日100人近くの利用客が集まる
とのこと。

果たして住民の評価は?
・家の近くに来るので便利
・月に1回使う
ということで利便性が評価を得ています。

では移動店舗車を始めたきっかけは何だったのでしょうか?

静岡銀行では店舗の閉鎖がきっかけとのことです。
高齢者が多く住む地域で銀行の支店が閉鎖されたら、
住民はお金を下すにも困ってしまいますね。
そこで移動店舗車の投入となったわけです。

銀行とはお客様が支店に来店することが「当たり前」なわけですが、
ネットバンキングも台頭し、わざわざ行く必要がなくなっている世の中で、
「我々がお客様のもとに行けばいい」という発想が生まれ、実現したのはスゴイことですね。
保守的な業界こそ、若い人たちの発想で新しいビジネスモデルが生まれるんだと思いました。
またここでもITの発達が寄与しています。
「Internet Of Things」で、以前は出来なかったことが出来るようになっていますね。

今後、銀行の固定費削減で、支店を減らして街中を銀行車が走り回る時代が来るかもしれません。
ただ、今の課題は移動店舗車が高いこと。
1台5000万円もかかるんですって!
残念なことに、お客様がATMを利用されるだけではビジネスにはならないそうです・・

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