本日の気になる記事「新興国に無人コンビニ」

こんにちは、UniJOVO管理人の池田です。
本日の記事は、とうとうコンビニが無人運営に!?という、
驚きの内容でありましたのでご紹介いたします。

「ビンゴボックス」という、
店員が一人もいない「無人コンビニ」が6月に上海にオープンしました。

店員がいなかったら、万引きし放題なんでは?と心配になりますが、
どのようにしているのでしょうか?

まずコンビニ入口には鍵がかかっています。
その鍵を開けるのはスマホです。
スマホであらかじめスマホ決済サービスの「アリペイ」に登録しておき、
その登録情報が認証されればコンビニに入れます。
購入する商品は自分で読み取り機にかざして、
表示された金額を「アリペイ」で支払います。
これは日本でも普及してきたセルフレジ方式ですね。

そしてこの無人コンビニのメリットは、
商品を一般的な価格よりも5%程度安く提供できることです。
人件費がかからないからですね。
運営者は、人手不足解消、コスト削減、
消費者は、安く買いものが出来る、
両者がWINWINになれる取り組みです。

ただ、無人コンビニが出来るとしたら、治安の良い日本の方が先行すると思いませんか?

これは治安の良し悪しではなく、運営者側の事情によります。
日本のコンビニでは無人レジを導入するなど、当時の最新技術に既に投資をしてしまっております。
なのでその設備の償却が終わる前に、新たな技術は導入できないという事情があります。
一方、新興国では古い技術蓄積が無いことから、最先端な技術が一気に広がる環境があります。
中国ではスマホ決済の「アリペイ」利用者は4億人、
「ウィーチャットペイ」は7億人であり、
インドでは屋台でもスマホ決済が可能だそうです。

スマホ決済だけでなく、車のライドシェア、民泊といった新しいサービスは新興国が先行していますから、
今後、新興国の技術が日本に流入するような市場環境になるかもしれませんね。

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