本日の気になる新聞記事「配車アプリ運営ウーバー、日本は狭き道」

こんにちは、UniJOVO管理人の池田です。
本日も気になる記事についてお伝えします。

「タクシーの半額で、タクシーと同じサービスが受けられる」としたら、
皆さんはタクシーを利用しますか？その半額サービスを利用しますか？
恐らく後者ですよね。

そのサービスを可能にしているのが配車アプリ運営の「ウーバーテクノロジーズ」です。
2009年にアメリカで創業して、売り上げはすでに1兆円を超える超急成長企業。

そのウーバーが京都の京丹後市で初めて、そのサービスを開始します。
そのサービスの内容とは、
「一般人である運転手が自分の車で、有料でお客を同乗させる」サービスです。
しかも料金はタクシーの半額程度。
ウーバーでは、その乗せたい人と乗りたい人とをつなぐ役割を担います。

ただ、そんなサービスがあったらタクシー会社は困りますね。
なので日本ではそういうサービスを「白タク」と呼んで禁止しています。
いくら資本主義といっても、規制がなければ市場が混乱しますからね。

ではなぜ今回はその白タクサービスが容認されたのでしょうか？
それは交通機関の空白地帯なら認められるという規制外事項があるためです。
要は、乗客ニーズが薄い過疎地域であれば、個人が有料でお客を乗せても良いですよ、ということです。

このサービスは、現在ものすごい勢いで伸びている民泊手配サービス「エアービーアンドビー」と似てますね。
個人の持ってる私財を活用し、コストを抑えて提供する、
情報通信技術が向上したことで生まれたサービス形態ですが、
これも日本としてはグレーゾーンとして規制に乗り出しています。

このウーバーの白タクサービス、
需要の薄い地域でスタートしましたが、今後日本でどういう展開を見せるのか？
注目していきたいですね！