本日の気になる新聞記事「米トランプ TPP離脱を表明」
こんにちは、UniJOVO管理人の池田です。
1月20日にアメリカ大統領に就任してからも話題が尽きないトランプ大統領ですが、
「支持率がオバマ氏の半分の40%」「大物アーチストが出席を拒否」といったネガティブな報道がメインですね。
本日の記事は「アメリカ TPP離脱を表明」という、
イギリスのEU脱退と同じくらい影響力が高いのでは?と思う記事です。
さて、TPPとは何でしょうか?
要は、各国間の貿易の壁「関税」を撤廃して自由に貿易ができるようにしましょう、
という取決めですね。
加盟国は、
日本・アメリカ・シンガポール・オーストラリア・ニュージーランド等の
太平洋を取り巻く国々です。
一見良い取り組みのように思えますが、一長一短があります。
例えば日本で関税が撤廃されると、
デメリットとしては、他国から安い米や牛肉が入ってくるため国内の農家が衰退します。
メリットとしては、自動車やスマホ関連の優れた工業部品を輸出し易くなるので製造業が興隆します。
アメリカが脱退を表明した経緯は?
このTPP交渉は2015年10月に大筋合意しておりますが、
各国はGDP世界一であるアメリカを相手に交渉していたようなものです。
日本はコメ・麦・乳製品・牛・豚の「重要5項目」の関税は死守しましたが、
オレンジ・ブドウ・牛タン・銀サケなど7割の品目で関税が撤廃される事となりました。
それぞれの国でメリットもデメリットもありつつも決着して、
その自由貿易体制に備えていたはずですが、中心国のアメリカが脱退するということです。
なぜアメリカは脱退するのでしょうか?
やはり「Make Ameriaca Great Again」というスローガンから、
国内産業を守ることが目的のようです。
今後TPPはどうなるのでしょうか?
今回の記事では「総崩れの瀬戸際にある」ということで、
TPP政府対策本部では「下手にTPPにつなぎ留めようとすれば、トランプ氏の反発を招く」
と腫物に触る様子で、打てる手はない・・という状況とのこと。
ただ、今後アメリカが日本に対してFTA(自由貿易協定)交渉を持ちかける可能性があり、
TPPの交渉よりも厳しい自由化を求めらる可能性があるとのことですから、
悪い方向に向かっていることは確かです。
今後アメリカが日本に対する自由貿易交渉で、
いったい何を要求してくるか?に注目していきたいと思います。
1月20日にアメリカ大統領に就任してからも話題が尽きないトランプ大統領ですが、
「支持率がオバマ氏の半分の40%」「大物アーチストが出席を拒否」といったネガティブな報道がメインですね。
本日の記事は「アメリカ TPP離脱を表明」という、
イギリスのEU脱退と同じくらい影響力が高いのでは?と思う記事です。
さて、TPPとは何でしょうか?
要は、各国間の貿易の壁「関税」を撤廃して自由に貿易ができるようにしましょう、
という取決めですね。
加盟国は、
日本・アメリカ・シンガポール・オーストラリア・ニュージーランド等の
太平洋を取り巻く国々です。
一見良い取り組みのように思えますが、一長一短があります。
例えば日本で関税が撤廃されると、
デメリットとしては、他国から安い米や牛肉が入ってくるため国内の農家が衰退します。
メリットとしては、自動車やスマホ関連の優れた工業部品を輸出し易くなるので製造業が興隆します。
アメリカが脱退を表明した経緯は?
このTPP交渉は2015年10月に大筋合意しておりますが、
各国はGDP世界一であるアメリカを相手に交渉していたようなものです。
日本はコメ・麦・乳製品・牛・豚の「重要5項目」の関税は死守しましたが、
オレンジ・ブドウ・牛タン・銀サケなど7割の品目で関税が撤廃される事となりました。
それぞれの国でメリットもデメリットもありつつも決着して、
その自由貿易体制に備えていたはずですが、中心国のアメリカが脱退するということです。
なぜアメリカは脱退するのでしょうか?
やはり「Make Ameriaca Great Again」というスローガンから、
国内産業を守ることが目的のようです。
今後TPPはどうなるのでしょうか?
今回の記事では「総崩れの瀬戸際にある」ということで、
TPP政府対策本部では「下手にTPPにつなぎ留めようとすれば、トランプ氏の反発を招く」
と腫物に触る様子で、打てる手はない・・という状況とのこと。
ただ、今後アメリカが日本に対してFTA(自由貿易協定)交渉を持ちかける可能性があり、
TPPの交渉よりも厳しい自由化を求めらる可能性があるとのことですから、
悪い方向に向かっていることは確かです。
今後アメリカが日本に対する自由貿易交渉で、
いったい何を要求してくるか?に注目していきたいと思います。