本日の気になる新聞記事「インド モバイル決済急伸」

こんにちは。UniJOVO管理人の池田です。
OVOは本日で2016年仕事納めの日になります。
今年はUniJOVOをオープンさせたりと、
新しいことを始めた1年となりました。

本日最も気になった記事は「東芝 原発で数千億円損失」という記事でした。
が、会計不祥事に続き大企業を揺るがすヘビーな内容でしたので、
もう少し明るい記事をご紹介します。

皆さん考えてみて下さい。
「1万円札と5千円札が使えなくなります」
と政府が発表したらどうしますか?
更に、
「それは4時間後からです」
となったら・・・
パニックですね。
紙幣を使う皆さんもそうですが、お店側はもっと大変なことになります。

それが起こったのがインドです。
2016年11月8日の夜にモディ首相より、
「1000ルピー紙幣(約1600円)と500ルピー紙幣を4時間後から無効にする」
と発表がありました。
さすがに4時間後に紙屑になるわけではなく、12月30日までに銀行にそれらの紙幣を預け入れれば、
セーフというものです。

なぜインドはこんなにも荒い発表を行ったのでしょうか?
理由はインドで横行している偽造紙幣や不正蓄財を根絶し、
それらを移行させる猶予も与えないためだったんですね。
銀行に持って行かせることで、不正を正すことができます。
豊かな日本ではあまりなじみのないことですが、
インドでは偽造紙幣も多いということなんですね。

で前置きが長くなりましたが本日の記事の紹介です。
「インド モバイル決済急伸」

なんと、高額紙幣が使えなくなったことで電子マネーの利用が3倍に増えた、
ということです。
インドとしては、紙幣犯罪も一掃できた上に、新たな産業が盛り上がったわけです。
ただ、まだ紙幣廃止による負の影響が大きく、消費自体は減少しているようですが。

荒療治は痛みを伴いますが、
そこから生まれるメリットも大きいということがわかる記事でした。

仕事でも生活でも、今までやってきたことを毎年繰り返す方が楽ですし、
新しいことを始めるのは面倒で労力負担も大きいです。
ただ新しいことを始めないと新たな利益も得られないことも確かです。

ということでOVOでは来年も新たな事業を始める予定をしております。
来年もどうぞよろしくお願い致します。

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