本日の気になる新聞記事「楽天モデル 曲がり角」

こんにちは、UniJOVO管理人の池田です。
ここ最近「米ヤフー インターネット事業撤退」「ウーバー中国撤退」
というマイナスな記事について触れておりましたが今回は「楽天」の記事です。

経済新聞を読んでいて、「●●株式会社 最高益」という記事も見ますが、
どちらかというと、業績が落ち込んでいる内容の記事に目が行きがちです。
「あんなに有名な会社が・・」「自分でもよく購入する商品を作っているのに・・」
というギャップに関心が高まるわけですね。

最近では「任天堂が赤字」という記事を目にしました。
「ポケモン」と関係の深い任天堂、ポケモンGOの勢いがすごいのに、
「なんで?」と思いませんか?
業績というよりも、急激な円高が赤字要因とのことでしたが、
そういう「なんで?」をきっかけに難しい経済記事にも関心を持つと良いですね。

さて、本日は「楽天モデル 曲がり角」という記事です。
皆さんもネットショッピングや旅行という楽天のサービスを利用したり、
楽天ポイントをカードで貯めている方も多くおられると思います。

提供しているサービスが消費者のニーズをわしづかみしているイメージのある楽天ですが、
そのビジネスに陰りがあるそうです。

まず楽天の業績はどうでしょうか?

記事よると直近半年間の営業利益は12%減少、
主力の電子商取引(ネットショッピング)の営業利益は直近3カ月で25%減少しているそうです。

なぜ利益が減少しているのでしょうか?

大きい要因は「アマゾン」の台頭です。
アマゾンでのネットショッピングの強みは、
・商品提案機能が適格
・配送時間指定が可能
・配送料が無料
という点です。
アマゾンの方が使い勝手が良いということで、
すでに利用者数で楽天を上回っているとのことです。

ではアマゾンにサービスで負けてしまったのはなぜでしょうか?

ネットショッピングに出展している商店主に言わせると、
会社として「守りに入ってしまっている」ということも要因のようです。

毎年40%の成長を目標としている楽天でさえこのような結果になるのですから、
このサービス過多な現代で、企業が生き残るというのは本当に難しいことだと思いますよね・・

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