本日の気になる新聞記事「地方銀行が東京へ進出」

こんにちは。UniJOVO管理人の池田です。
本日も経済新聞で気になった記事についてお知らせいたします。

「東日本銀行が赤坂支店を開設」「群馬銀行が葛西支店を開設」
というように地方銀行が都心での営業拠点新設や増設を行っています。

なぜ地方銀行がが都心に進出するのでしょうか？

その大きな要因としては、
・地方での人口流出や減少により地方銀行の顧客が奪われていること
・地元企業の廃業や解散により取引が減少していること
ということで今後も県内だけで営業が成り立つのか？という危機感があるためです。

では、都心に進出すると地方銀行にメリットがあるのでしょうか？
どうもそんなに簡単ではないようです。

というのも、
・メガバンクが営業基盤を築いているため、知名度で劣る地方銀行には厳しい
・地域独占で厚い利ザヤを稼いでいた金利収入も都心では金利競争に巻き込まれる
という現実があるためです。

それでも地方経済の先細りは避けられず、
相対的に成長余地のある大都市への進出をせざるを得ない、
ということが背景にあるようですね。