本日の気になる新聞記事「香港ディズニー 止まらぬ逆風」

こんにちは、UniJOVO管理人の池田です。
本日も新聞ではイギリスのEU脱退の記事が多いですね。
脱退が決まったことを、すでに後悔していると伝えてる記事も多くあります。

そんななか目に止まった記事が「香港ディズニー 止まらぬ逆風」。
この記事を見た時に、
「香港ディズニーってこの間オープンしたばかりじゃなかったっけ?もう営業不振なの?」
と思ってしまいましたが、
こないだオープンしたのは上海のディズニーランドでした。

香港ディズニーランドは、2005年にオープンし、ディズニーランドの中では世界最小の規模。
昨年の入園者数は600万人強で、業績は20億円の赤字と低迷しております。
ちなみに東京ディズニーランドは、入園者数3000万人で、1000億円の黒字です。
大阪のUSJがここ数年台頭してきてからは入園者数はやや減少しておりますが、
超人気テーマパークであることがわかります。

なぜ香港ディズニーが低迷しているのか?
要因の1つは中国の景気減速。
入園者数の4割が中国本土からのお客であるため、中国の不景気に影響を受けています。
2つ目は施設の拡張が進まないこと。
ライバルとなる施設は続々出来ているのに、
それに勝る魅力づくりが進んでいないようです。
むしろこの業績悪化を受けて従業員の解雇を行っているため、
悪い循環になっている印象です。
一方東京ディズニーランドでは、
アトラクションの増設・ディズニーシーの併設・ホテルの拡充と、
常に魅力づくりに投資し、リピーターを呼び込み、30年間走り続けてきました。
「新たな取り組みをしないことは、退化すること」がテーマパーク事業では、
最も顕著に表れます。

ただ、人気アトラクションの「ハイパー・スペース・マウンテン」でも、
待ち時間20分で乗れるとのことですから、
実は穴場のテーマパークと言えませんか?

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