本日の気になる記事「料理宅配員4万人超す 外食モデルに転機」

こんにちは、UniJOVO管理人の池田です。
みなさん、このコロナ禍で今年と昨年の生活の違いをどのように感じていますでしょうか?

社会人としては、出張や外出が極端に減りました。
打合せをWEB上で行うことがすっかり定着して、
現地に行って打合せをする、ましてや出張してまで打合せをすることの意味が分からん、
という意識になりつつあります。
でも、初めて会う方とは、圧倒的に対面の方がいいと思いますよ。
その人の”人となり”が分ってからWEBで打合せ、というのが良いでしょうね。

さて、ビジネスの在り方が根本的に変わってきたところで、
本日の気になる記事は「料理宅配員4万人超す 外食モデルに転機」というものです。
有名なところでいくと、ウーバーイーツですね。
同社のバッグを背負って自転車に乗っている光景は本当によく見るようになりました。

ところで、皆さんは料理宅配を利用したことはありますか?

普通の飲食店で宅配サービスをしようと思うと大変です。
人を1人余分に雇わないといけないですから。
なので宅配ピザ以外ではあまり普及していませんでしたよね。

その飲食店が負担すべきコストを吸収したのがウーバーイーツのモデルで、
いわゆるシェアリングサービスですね。
ウーバーイーツへ支払が発生するのは、実際に宅配が実施されてからになります。

また、飲食店としてはこの料理宅配員シェアリングを利用することで、
雇用コスト以外にどういうメリットがあるでしょうか?

来店客以外のお客さんを開拓できるということですね。
今回のコロナウィルスの外食自粛で拍車がかかりました。

さらには今後、ネット上で仮想レストランというのも開店するようです。
例えば、
ネット上には「和食」「中華」「フレンチ」「イタリアン」という4つのレストランがあります。
ただ現実には1つの調理場でそれぞれの分野の調理人が、注文に応じて料理を作り、
自宅へ宅配するというものです。
1つの調理場で数店の飲食店を運営出来るんですから、家賃や食材という費用が圧縮されて、
私たち消費者としては美味しい料理を安く食べられることになります。
ビジネスモデルとしては理想的に思いますよね。

ただ、問題がないわけでもないようです。

料理宅配員は雇用されている従業員ではなく、宅配の仕事が無ければ収入はありません。
そのような不安定な労働者を生み出しているという点では課題と言えますね。

一方、料理を注文したけど、近くに料理宅配員がたまたまおらず、
キャンセルしないといけないということもあるようです。

そういう課題もあるため、コロナウィルス収束後も定着するビジネスかは、
今後関心を持って見ていきたいと思います。

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