本日の気になる記事「消費増税まで半年 何が変わる?」

こんにちは、UniJOVO管理人の池田です。
3月最後のウィークデー、来週月曜日からは4月ということで、
新しいことが始まる忙しい時期ですね。
そこで本日の気にある記事は「消費税増税」についてです。
これは4月からではなく、10月からなのですが、
皆さんどういう印象をお持ちでしょうか?

単純に考えれば「値上がり」ですから、嬉しいことではないですね。
皆が嫌ならやらなければ良いのでは?ということもありますが、
日本では増税をしなければいけない状況ということです。
それはどういう状況でしょうか?

■ 日本の借金はいくら?
1000兆円を超えていて、国民一人当たり800万円以上の借金があるという状況です。

■ それって多いの?
借金額をGDP額で割ったパーセンテージは200%以上で世界ワースト1位ということです。
要するに、自分が稼いでくる額の2倍の借金があるということですから、
「お金がない」ということが分かります。

■ その借金はどうやって返すの?
国の収入は税金ですから基本的に税収で返すことになります。
そのために税金を増やす必要があります。

■ 今回の消費税増税でどれだけ税収が得られるの?
1年間で5兆7000億円という試算です。

■ 消費税10%は高いのでは?
そんなことはないようです。
最も高いのはハンガリーで27%。
それ以外に20%を超える国はイタリア・スペイン・イギリスなど30国以上あるようですね。

ということで、日本が健全な運営をするためには消費税増税は必要なのですが、
それで国民がモノを買わなくなったら意味がありません。
そのために国の施策としては「ポイント付与」「商品券発行」という特典を一定期間設ける予定です。
例えば、
・中小小売店や中小飲食店でキャッシュレスで支払いをすると最大5%のポイントが付与される。
・500円の商品券を400円で購入できる(10枚セット・上限2万5千円分)。
ということで2%の増税に対して5~25%の特典をつけることで、期間限定の実質減税で対処するということです。

今後の高齢化社会での医療費・介護費といった社会保険料負担の増加も考えると、
日本という国で豊かに暮らすためには、消費税増税は必要な措置かと思いますので、
共存共栄の気持ちをもって受入れしていきたいなと思います。

Copyright (c) 2016 UniJOVO All Rights Reserved.